「日本サッカーの子ども達のサッカー指導のフィロソフィー」 |
ゲーム(公式戦だけではなく)を行うことによって得る喜びをモティベーションの源と考え、サッカーをプレーする楽しさ、解る・できる楽しさ、トライ&エラーの繰り返しのできる環境の中で、11人制のみならず、8人制、4人制も行い、試合中のタッチ数や判断の必要性を高め、スキルを向上させるということを目標とし、判断と自己責任を理解できる子ども達を育成する。将来どのような道を歩もうとも(プロフェッショナル選手、アマチュア選手、指導者、ファン、サポーター等)生涯にわたってサッカーに関わっていけるよう、大きな影響を与える大切な時期の指導であることを忘れてはならない。 |
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- コーチは勝敗だけを重視するのではなく、サッカー本来の楽しさを教えなければならない。また、コーチも子ども達から学ぶことができる。
- 選手もコーチもトライ&エラーの気持ちを忘れてはならない。
- ポジションの役割やシステムに当てはめ、その役割を要求するよりも個のスキルを高めることを主眼におくべきである。
- すべての子ども達にプレーする機会を与える。一クラブ(少年団等)から複数チームの参加を可とする。また、能力に応じたチーム編成も受け入れ、そのためには「平等」に対する意識の改革をする必要がある。
- フェアプレーの精神を身につける。(コーチも選手も親も...。)
- 草の根サッカー(グラスルーツ)なくして代表チームの強化はありえない。
- 子ども達は我々の宝である。良い接し方をすれば、その才能は磨かれる。間違った接し方をすれば、その才能は埋もれてしまう。コーチには多くの責任があることを忘れてはならない。常に勉強しなければならない。
- この年代では、男子・女子の差を考えない。男子のみ、女子のみ混合と、様々な形態があってよい。
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